No.124
細胞賦活用薬「ルミンA」(医薬品)は、なぜ高い効果を示すのか。京大医学部病理学教室で長く研究され、1990年代に入って中川美典氏(薬学博士)と、山本信人氏(医博=ハーネマン大学医学部教授/当時)、本間正氏(医博=慈恵医大/同)を中心とする共同研究で解明されたそのメカニズムの全貌は驚異的なものであった。
「ルミンA」は、免疫や恒常性維持機能の、司令塔ともいえる中枢的存在の細胞であるマクロファージの動きを活発化する「マクロファージ活性化因子」を産出する薬効を持ち、生体を防御する働きを高めるとともに、恒常性維持機能を強化・調節し、自己治癒力を高めるという一連の効果を発揮。細胞活動の中枢に作用してトラブルを解消してゆくという衝撃的なメカニズムが解明されたのである。