2005年07月29日号

No.128


医薬品「ルミンA」(細胞賦活用薬)の抗ガン作用については、1990年代、ルミンによるマクロファージ活性化を利用した、生体のもつ抗ガン作用の増強研究から始まった。これは胆ガンのマウスにルミンを投与する研究だが、その結果、リンパ球のガン腫部への集合とコラーゲンの増殖により、ガン組織が著しく瘢痕(かさぶた)化されるという、驚くべき成績が得られ、日本癌学会で紹介されている。


   ガンに限らず、すべてマクロファージの活性化による自己治癒力の上昇が決め手になる。例えば、高脂血症では、マクロファージが脂質の取り込み、分解・合成に働く。糖尿病では、インターロイキン―IやTNFを出して改善。肝臓病ではインターフェロンを出す。そして、ガンではマクロファージなどが出すサイトカインが抗ガン作用を示す――。

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