2006年03月31日号

4月から変わる生活あれこれ


国民年金保険料が月額280円上げ
   国民年金保険料が4月から月280円引き上げられ、月額1万3860円になる。国民年金の保険料は平成29年度まで毎年度月額280円ずつ引き上げられ、最終的(平成29年度以降)に月額1万6900円になる予定。


   また、国民年金には、経済的な理由などで納付が免除される制度があるが、18年7月から、従来の全額免除、半額免除に加え、4分の1納付、および3分の1納付という一部納付の新しい段階が設けられる。保険料を納めるのが困難だという場合には、市や区、町村への申請手続きが必要。相談してみると良い。


   障害基礎年金と老齢厚生年金両方の受給も可能に 65歳以上では、4月から障害基礎年金と老齢厚生年金、又は、障害基礎年金と遺族厚生年金の組み合わせで、申請すれば両方の年金をあわせて受給できるようになる。年金に関する電話での相談は「ねんきんダイヤル」で【年金請求などの年金の相談】0570―05―1165。


   【年金受給者の年金相談】0570―07―1165。



自賠責保険料を値上げ・自家用車900円、軽自動車700円
   自動車損害賠償責任保険審議会の決定で、自動車保有者に加入が義務付けられている自賠責保険の、乗用車などの保険料が、昨年に引き続き2年連続で4月から引き上げられる。


   2年契約の場合の保険料増加は、自家用乗用車で900円上がり3万680円。軽自動車で700円上がり2万4880円。小型二輪車は530円上がって2万150円。ただ、原動機付き自転車は1万140円に据え置かれている。


   自賠責保険料は、国の特別会計交付金と、契約者の保険料で成り立っている。2005年度から3年間、国からの交付金が減額されるため、契約者の保険料負担額は段階的に引き上げられ、来年度もさらに引き上げられる見通しという。



負担額やしくみも変わる「障害者自立支援法」が施行
   障害者自立支援法の施行にともない、介護保険の保険料や給付のしくみ、施設などが大幅に改訂される。


   介護保険では、保険料段階で新第2段階(年金収入がおおむね基礎年金=年間80万円以下など)、新第3段階(市町村民税非課税で、新第2段階に該当しない)を設け、高額介護サービス費の月額上限引き下げや補足的給付が行われるほか、徴収方法の見直しも行われる(昨年10月施行分)。


   また、軽度な人を対象にした「予防給付」や、要支援・要介護になるおそれのある高齢者が対象の介護予防制度も介護保険に位置付け、市町村が主体の「地域支援事業(仮称)」、地域の特性に応じたサービスをするための「地域密着型サービス(仮称)」、総合的な相談窓口の機能ももつ「地域包括支援センター(仮称)」など新たなサービス体系も生まれる。


   さらにこれらのサービスの質を向上するため、すべての介護サービス事業者に情報開示の義務付け、事業者指定やケアマネージャー資格の更新性の導入なども行われる予定だ。



保険会社破たんでも保険金を補償
   4月1日から保険業法が改正され、万が一契約保険会社が破たんした場合、保険金の90%を補償する現在の制度から、①破たん後3ヵ月間に限り保険金を全額補償②解約・満期返戻金と3ヵ月経過後の保険金は80%補償…という新しいしくみへと変わる(自賠責保険と家計地震保険については新旧ともに100%補償)。


   火災保険と自動車以外の損害保険に限り、契約者が個人・小規模法人(破たん時に従業員20人以下の法人)またはマンション管理組合であることが条件になるが、契約していた保険会社の財産状況(弁済率)に関係なく、国の認可を受けて設立された「損害保険契約者保護機構」による補償になるため、より安心度が増したといえる。


   「損害保険契約者保護機構」には、日本国内で損害保険業を営む免許を受けた損害保険会社が全て加入(船主等責任保険契約のみの保険会社は対象外)し、3月31日以前に契約された保険も全てが対象となる。



中央バスの定期観光バス・2階建てバスが13年ぶり運行
   中央バスでは4月から、定期観光バスに2階建てバスを13年ぶりに復活運行する。車体は赤で、北海道遺産に指定されている写真を装って走る。38人乗り。


   運行コースは道庁赤れんが、北大ポプラ並木などを見学し、中央卸売市場の場外市場で買い物するコースと、北海道神宮、大倉山ジャンプ競技場、羊ヶ丘展望台などを回るコースの2コースを計画。全席に日本語・英語・中国語・韓国語4か国語のイヤホンガイドも備える。


   問合わせ/北海道中央バス 【TEL】231―0500。



麻しん・風しんが混合ワクチンに
   麻しん・風しんの定期予防接種の制度が変更になる。いままで、生後12月~90月(7歳半)の間に麻しんと風しんの予防接種を1回ずつ接種していたのが、4月からは第1期(生後12月~24月未満)と、第2期(小学校に入学する前年度の4月31日~3月31日)に1回ずつ、乾燥弱毒性麻しん・風しん混合ワクチンを接種する方法に変更になる。


   ただし、3月31日(金)までに麻しん・風しんのそれぞれの単独ワクチンを接種済みの場合は、第2期の混合ワクチンは不要。また、4月以降の単独ワクチンは任意接種となるため、生後24ヵ月未満までは公費負担(無料)、24ヵ月以上は有料になる。



図書館の開館日時拡大
   もっと気軽に、もっとたくさん本を読んで――生涯学習社会における図書館利用の促進、市民の読書振興を図るため、4月から札幌の中央図書館・地区図書館・区民センター図書室の開館日時が拡大する。


   休館だった月曜と火曜午前中が開館になるほか、祝日も開館する。中央図書館・地区図書館では夜間開館の拡大も。中央図書館は平日夜8時まで、地区図書館は火曜~木曜夜7時、金~月と祝日は夕方5時まで開館。


   また、中央図書館・地区図書館・区民センター図書室・地区センター図書室の貸出し上限数が4冊から10冊に増加する。


   ちなみに、江別市の図書館はいずれも月曜休館、開館時間は情報図書館が日・火・金・土曜日の午前10時~午後5時と、水・木曜日の午前10時~午後9時(江別・大麻分館は火~日曜午前10時~午後5時)。貸出し上限数はひとり20冊(2週間)。



小学6年生まで児童手当支給?4月1日から実施の見通し
   児童手当の支給対象を現行の小学3年生から、6年生にまで拡大することなどを定めた三位一体改革関連法案が3月23日、衆院で可決された。参院でも可決、成立する可能性が高く、4月1日から実施される見通し。


   児童手当を受ける対象世帯の所得制限も見直され、サラリーマンの標準世帯(夫と専業主婦、児童2人)で現行の年収780万円未満から同860万円未満に、自営業者は同596万3000円未満から同780万円未満に拡大されるという。

トラックバックURL:

TOP | 春の野山の贈りもの »