2006年04月28日号

香草で豊かな生活


横文字ハーブもいいけれど、日本の香草だっていいのがいっぱいある。本来が野草の類だから、北海道ではフキノトウとか、ウド、ミツバ、山ワサビなど山菜の多くや、そこいら辺のヨモギやセリ、ササなどもすぐれたハーブなのだ。木の芽と通称される山椒の若葉は散歩人に言わせるとハーブの王者だし、野菜系ではネギ、ニラの類やショウガ、シソなどと枚挙にいとまがない。


   シソの葉、特に青ジソ(オオバ)は、アレルギー改善効果などで話題にもなった。産地の人は「毎日食べると老けない」と言うそうだ。殺菌や食欲増進、血液サラサラ効果などある一方、食事中のブドウ糖の分解を抑えて血糖値の上昇を抑制する、糖尿病の人にはうれしい働きもするといわれる。散歩の途中でヨモギの先っぽを摘んでおいて、天ぷらに揚げれば、姿も香りもふわりと広がって、食卓が華やぐことうけあいだ。古来、ヨモギは薬効効果の高い「霊草」とされ、漢方では止血や強壮剤に、民間では生の葉を切り傷や打ち身に使ったり、腹痛に内服したりした。乾燥して入浴剤にもいい。


   野山を歩く時には、松葉やササの葉をかみながら歩くと疲労回復効果で疲れもやわらぐ。殺菌・防腐効果が高いササの葉は口臭を消すし、ピロリ菌を排除するとの報告あるほどだが、ササの葉も仙人の薬といわれる松葉も、細胞を元気にする高い薬効がある。野山散策の口のお供に、どうぞ。


   そんな国産ハーブも、横文字ハーブも、ベランダや庭に植えておくと便利だ。ワケギのようなネギや山椒の木、パセリやミント、バジルなど、良く使う好みのものが手近かにあるといい。ちょんとつまんでハーブのお茶、ササッと刻んでソーメンの薬味…日常生活がずいぶん豊かになる。


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