2006年08月25日号

消火器にご用心


消火器の点検を装って、高額な請求をする悪質な訪問点検業者による被害が多発し、厚別消防署が注意を呼びかけている。消火器の多そうな会社や、倉庫、スーパー、私立の学校や幼稚園なども標的になっているという。


   訪問の前に電話をかけ、その会社の本社の依頼のように見せかけるなどで信用させてから出向き、預り証のような書類にサインをさせ、さっさと消火器を集めて持って行ってしまう。数時間後に高額の請求をして来て、断ると裁判にかけるなどと脅してくるという手口が多いようだ。


   札幌の私立高校で、休日に「今から消火器の点検に行く」という電話があり、いつもの点検業者と思って数分後事務窓口に来た3人が出した書類にサイン。2時間後に集金に来るというので書類の内容を確認したところ、消火器65本の詰め替え約150万円という高額請求に驚き断ったが、訴えると脅迫され、後々面倒になると思って支払うことにした――という事例もある。


   消防署では①身分証明書などの提示を求める②点検をはっきりと拒否する③ハンコを押さない、などを徹底し、業者が居直ったり脅迫的な物言いをした場合は、迷わずに警察署、消防署に通報するよう、呼びかけている。


   この一方で、一般の家庭にも火災警報器の設置が義務付けられる(新築は今年6月から、既存住宅は平成20年6月から)ことで、警報器を取り付けていないと「罰則がある」「火災保険が出ない」などとしつこく押し売りする悪質な訪問販売も目立ち始めているという。


   消防署や、その委託業者を名のったりする「消防の方から…来ました」商法がまたぞろ増え出している。ご用心。ご用心。


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