2007年08月24日号

花がら摘み叔父さん、水遣り叔母さん!


今年もクリニック前に並べたペチュニアが満開。次々に咲き終わった花がらを摘み取らねば綺麗な姿を維持できない。毎朝の作業中…両手にバネ仕掛けの握力増強器具を手にして朝のウオーキングをする叔父さんとも顔なじみになって挨拶をするようになった。そのうちに花がら摘みを手伝ってくれるようになった。叔父さん「手入れをしなくちゃ、綺麗な花を見られないからなあ」と。


   毎日の水遣りも欠かせない仕事だが…書類書きなどの雑用でほとんど看護師長にまかせっきり…見かねた患者さんのMさんが「クリニックが休みの日には水遣り叔母さんになるわよ!」と言ってくれたそうだ。今年のお盆休暇は11日から16日と長いので、この間の植物の養生をどうするか心配していたが、万事、これで解決と渡りに船の私。だが、看護師長から「それなりの礼儀を尽くさなくちゃ」と釘を刺された。


   今年は記録的に雨量の少ない夏と言われていた。しかし、台風5号が過ぎ去った途端に様相が一変。太平洋高気圧が日本列島を覆い、高気圧の外縁に位置する北海道に湿った空気が次々に流入して、ジメジメした空気、突然の雷と豪雨の日が続いている。


   このお盆休み、天気予報を見ると水遣りに困る事態の発生は少ないと思われるが、看護師長がMさんのお宅に赴いて、お盆休み中の水遣りをお願いしてくれた。献身的な介護もむなしく数ヶ月前に夫を悪性リンパ腫で亡くしたMさん、しばらくは喪失感に打ちひしがれていたが、最近になって少し元気を回復してくれた。別の患者さんが「頂いた苗を夫に植えてもらったら、毎日水を遣り、今日は赤が2個咲いた、俺は明日から出張だから水遣りを忘れるなと言うんです…今まで花にはちっとも興味を示さなかったのに」と。花がら摘み叔父さんに関しては、名前も住所も知らないが、「花」というキーワードで広がるコミュニケーションの楽しみを実感した!

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