木版蝦夷地図にみる北海道
古地図が一堂に 10月30日まで、道立図書館大正15年、札幌市北1条西5丁目に建てられた北海道立図書館(北海道立文書館の別館として現在も活用されている建物)が、昭和42年、江別市文京台の現在地に移転してちょうど40年。その移転40周年を記念する展示「木版蝦夷地図にみる北海道」~北方資料室所蔵資料を中心として~が、10月30日(火)まで、同図書館で開催中。現在知られている木版刷り蝦夷古地図22点すべての複製資料が一堂に展示されている貴重な機会。
木版印刷による蝦夷図の最初は、江戸時代の「和漢三才図会」(1713~1716年)に掲載された見開き2頁にわたる図で、2番目が「通俗義経蝦夷軍談」(1768年)の掲載図。そして天明期に入ってやっと単独の蝦夷図刊行となり、江戸中期から幕末にかけて、林子平の「蝦夷国全図」(1786年)、松浦武四郎「蝦夷大概図」(1850年)など、さまざまな北海道の地図が刊行される。記念展示ではこれらを含め、発見されている木版蝦夷古地図をすべて公開している。
問合せ/道立図書館北方資料部 【TEL】386―8521。