2007年12月14日号

細胞から病気を治す医薬品の話No.168


医薬品「ルミンA」が細胞賦活用薬として認可されているのは、マクロファージという細胞を活性化増強し、自己治癒力を極限まで引き上げる効果を持っているためだ。細胞から病気を治すため、糖尿病も、ガンにも、うつ病も含めた精神的疾患から、あらゆる病気に効果が出る。


   マクロファージはアメーバ状の姿で、死んだり変性した細胞、細菌やウイルスまで、「異物」と判断される物質を自分の中に取りこみ消化酵素で分解・処理し取り除いてしまう。「貪食(どんしょく)細胞」とも呼ばれるのはそのためで、「体の掃除屋」(スカベンジャー)とも例えられている。


   マクロファージの一番わかりやすい仕事は「異物」の排除だが、その中には固まった血液を処理したりする役割もある。さらに、その「異物情報」をほかの免疫細胞や、視床下部などに知らせ、身体の防御体制を固める。免疫細胞を少しでも多く結集しようと、炎症患部に毛細血管を増やしたり、組織修復のために新しい細胞を再生する仕事もマクロファージが主役だ。

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