望まない妊娠
赤ちゃん誕生は大変素敵な出来事ですが、残念ながら望まない妊娠もあり、それを避けることはとても重要です。避妊の方法には、避妊率がほぼ100%のピルやそれより避妊率が低いコンドーム、子宮内リングなどがあります。
どうしてもお産できない場合、中絶ということになります。初期の中絶は手術で行われますが、12週以後の中絶は中期中絶と言い死産届けが必要で、薬物で陣痛を起こす方法がとられることが多くなります。中絶手術は小さな手術の割にはリスクが低くありません。手術の際、子宮に傷がついたり感染などの可能性があり、不妊症の原因となることもあります。このようなリスクは、子宮口を1~2時間で安全に開大させる比較的新しい方法や、吸引という機器を使うことにより比較的安全に行うことができるようになっています。
避妊をしなかった時や、コンドームの破損などで避妊に失敗した時には、72時間以内に中容量ピルを服用して妊娠を防ぐ緊急避妊(アフターモーニングピル)という方法があり、避妊率は90%前後といわれています。副作用としては、人により吐気や頭痛などが生じる人がいますが1日以内で治ります。また、ホルモン剤の服用による不正出血や、生理の時期にずれが生じることがあります。ただ、他の避妊法にかわるわけではないので、あくまでも緊急の時です。もし、アフターモーニングピルを服用したのに、結果として妊娠した場合も胎児に悪影響があるわけではありません。
望まない妊娠を避ける方法があるということを、どうぞ、知っておいて欲しいと思います。