細胞から病気を治す医薬品の話No.176
細胞賦活用薬として厚労省から認可されている医薬品が「ルミンA」。文字通り細胞の機能を活発にする薬だ。ルミンAを服用すると、まず、全身のマクロファージという細胞や関連する細胞が活性化される。それに伴(ともな)い、循環器・呼吸器・消化器、肝臓・腎臓、体温や血圧、ホルモン分泌など、人が意識しないでも自動的に動いている臓器や生理活動などを制御すると同時に、細胞が正常に生きていける環境を保つ「恒常性維持機能」(ホメオスタシス)が高度に発揮されるようになる。
一方でマクロファージは、ガンで変性したり死んだ細胞・ウイルス・細菌など体内の異物・老廃物を排除する。さらに、新しい細胞を再生して正常な組織に修復する。
ルミンの投与で、足の先から頭のてっぺんまで、すべての細胞が健康で正常な状態を取り戻す方向に動きはじめるのだ。結果的にあらゆる病気が治って行く。細胞が正常な働きをすれば、理論上、人間は120歳まで生きることができる。事実、医・薬学研究者からは“夢の薬”と呼ばれていることを付け加えておく。