2008年06月27日号

目の自己検診 いち、に、さん、しー


目に異常が起こると、たいていは目やに、目の痛み、充血などを自覚します。しかし、自覚症状に乏しく、たまたま検査を受けたとき初めて重大な眼病を知らされてびっくり仰天することも希ではありません。そこで今回は日頃から習慣付けておくと、いち早く目の異常を発見できる簡単な自己検診法をお話しします。


   自己検診に際して特別な準備は必要ありません。現在座っている状態なら、そこで何か目印になるようなものを探してください。壁に貼られているカレンダー、置き時計、花瓶など何でもいいのですが、2~3メートル離れていて、毎日同じ所にあるものを目印とします。検査は左右片方ずつ行いますので、右目から始める場合は左目を手で覆います。メガネを常用している人は、装用した状態で行った方がいいでしょう。


   それでは検査を始めますが、検査中は目を動かさないことが大切です。目印から視線を決して逸らさないでください。


   ①まず視力の検査です (カレンダーの日付の数字を目印にした場合。例えば7月なら16日を中心とすると)目印の数字が鮮明に見えますか。昨日と見え方の違いや左右の目で見え方に差がありますか?昨日と同じように見えたら異常なしです。


   ②次に歪みの有無の検査です 目印の16やその周りの数字が歪んでいたり、他の数字よりも小さかったり、大きかったり、引き延ばされたように形が変わっていませんか?


   ③今度は暗点の検査です 目印の数字または少し離れたところが部分的に黒ずんでいたり、白っぽく見えたりして、見にくくなっていませんか?


   ④最後に視野の検査です 目印から上下左右、斜め4方向でどこまで見えていますか。この際目は絶対に動かさないこと。あくまでも目印を見つめた状態で検査します。見える範囲がいつもと同じなら、異常なしです。


   以上で検査は終了です。慣れると検査時間は数秒です。この検査で白内障、緑内障、網膜剥離、眼底出血などが早期に発見される可能性が高まります。


イクラ

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