2008年11月07日号

あるがままの姿に…?


あまり大きな声では言えないけれど…出会う人に島田の髷(まげ)を結わせてみたり、ちょん髷にしてみたり、昔々の姿形に変えて想像するまことに失礼な趣味がある。最近はその時代が古代までさかのぼったりしてとめどがない。本当にごめんなさい。


   で、古代…。黒曜石の石刃を使ってヒゲなどを剃(そ)っていたろうと推測されているのは8000年位前の新石器時代人の頃からだそうだが、日常的ではなかったらしい。仏教の伝来とともに僧侶の道具として剃刀(かみそり)が伝えられたのは1500年近く前だが、もっぱらお坊さんの頭用で、武士が月代(さかやき)を作り始めた平安後期からは、毛抜きで髪の毛を抜いていたという(痛そうである)。ヒゲを剃る習慣はなかったとか。カミソリで剃るようになったのは戦国時代で、髪やヒゲを剃るのに庶民に普及したのは江戸時代。


   以上はインターネットからの付け焼刃知識だが、そうなると、昔々の人は髪ボーボー、男ならヒゲもボーボーで、神話に出てくる神様のように結ったり、髪飾りなどでどう整えてきれいに見せるかに心を砕(くだ)いたのではなかろうかなどと想像がふくらむ。ヒゲを三つ編みにする男性なんかもいたんだろうか。リボンを付けたり…


   いずれにしても、人間のもともとの姿、原点である。最近は姿形に限らず、いろんなものの本来のあり方、その原点にあこがれる。もう一度そこから考えたいと思ったりする。せめて1、2年、髪もヒゲもそのままにしたらどうなるんだろうか。う~ん、知りたい。でも…もはや散歩人の頭部は毛髪を生育しない。残念である。


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