2008年11月07日号

口三味線じゃない証拠


私の妹から電話で「2人とも還暦を過ぎたのだから頭の検査をしては?」との誘い。休日の土曜日、小樽にある義弟の脳神経クリニック受診のためJRに乗った…琴似駅を過ぎた直後に発寒駅での人身事故との車内放送…急遽、タクシーに乗り換えて予約時間にセーフ。MRIとMRA検査を受けたが、2人とも「異常なし」との診断。帰りは、自宅近くのスーパーで買い物…目的はタン・シチューの食材。


   今年、畑で栽培したトマトが豊作、収穫したトマトを前に「デミグラス・ソースを作ってタン・シチューを月曜日に御馳走する」とスタッフに宣言。ところが、クリニックのスタッフからは「先生、何事も講釈だけの口三味線だから?」との逆襲。牛舌と牛すじ肉、ニンニク、セロリ、玉葱、人参、トマト、ローリエ、タイムなどが揃った。


   先ずは、デミグラス・ソース。ニンニクを薄切りしてバターで炒め、これにすじ肉を入れる。更に一センチ角に切ったセロリ・玉葱・人参を加えて炒める。玉葱の色が透きとおった時点で、水とトマト、ローリエやタイム、ワインなどを加え、灰汁などを取りながらじっくりと煮込む。全量が半分ほどに煮詰まったところで味付け、裏ごしをする。これでソースは出来上がり。翌日、牛舌を茹で、流水で洗って更に1時間ほど煮込み、冷えたところで牛舌を15ミリの厚さに切り、前日に作ったソースと一緒に煮込む。


   今までに何度も行っている手順なのだが、ドキドキしながら妻と食した。口にした瞬間に妻が「うーん、これは、なかなか!」と。牛舌は、一般的に少し硬めが良いとされているが、日本人の食感としては「トロける」感じが好まれる。日本人好みの出来である。月曜日に意気揚々として持参し、昼食時にスタッフ揃って食した。一人が「先生、何でも口だけじゃなく、手でも作れるんだ」と。追い討ちをかけるように「次は、今日いただいたソイの昆布締めだよね!」と看護師長。


SMAP CD

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