2009年02月06日号

ミストサウナ


ミストサウナというのに好んで入る。降り注ぐ湯の霧を浴びていると、夏の雨の中にいるような、そんな感覚がよみがえる。土砂降りの雨にずぶ濡れになって、それなのになぜか変に気持ちがいい爽快感があって、わざわざ雨に打たれに飛び出して行くこともあった子供の頃の感覚…。


   強い風が吹けば、「風吹け!雨降れ!嵐来い!」と風に向かって叫んだ。何かに立ち向かう英雄気取りで、無邪気に強くなった気がした。声は風に吹き消されても、風と闘っているようで、爽快だった。


   息もできないような吹雪に遭ったりした時にも、何かしら苦しさに立ち向かう不思議な意気込みとはずむような気持ち良さが、どこかにあったような気がする。家にたどり着いた時には、安堵して半べそをかいてしまうのだけれど…。


   人の成長には、ストレスが大切な栄養になるという。さまざまな障害にぶつかりながら、生きる力を鍛えていく。あの雨に打たれる爽快な感覚は何んだったのだろう。あのエネルギーは何んだったのだろう。きっと生まれた時から人に備わる「生きる力」の芽吹きだったのかも知れないと、ミストサウナに入りながら、そう考えた…。


生キャラメル

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