2009年02月13日号

春近し…


「高温・並雨(少雪)・寡照」冬型続かず顕著な高温――札幌管区気象台が発表した1月の気象概況。“顕著な高温”という強い表現を使うほどの「暖冬」で、道内各地の平均気温は軒並みに平年より2~3度高く、1月の降雪は札幌も岩見沢も平年の半分程度だったという。1月末の積雪量は札幌(26cm)でも旭川(32cm)でも平年の半分以下。平成3年に次ぐ暖冬だと大きなニュースになった。


   過ごしやすくて助かるのだが、除排雪の仕事をはじめ暖冬の影響で苦しい思いをしている人々が多いことを思うと、すっきりしない。やはり降る時はドンと降って、お金が回って暮らしも立つのが北国の経済。不景気に追い討ちをかける暖冬の影響が気にかかる。


   そんな時に、国会では馬鹿の一つ覚えのように、「100年に一度の…」経済危機だの恐慌だのと繰り返している。それが何んとも恨(うら)めしい。「そんなことばかり言ってたら、ますます景気が落ち込むのがわからないのか」と、この前もずいぶん怒っている人がいた。経済にはある面で「気分」が大きな要素になる。消費も気分ひとつで財布の紐を締めたり緩めたりする。人々が何んとか頑張ろうという時に、この国の政治家たちは希望を与えるどころか無責任に不安をあおり立てる。その無神経さが情けないと言うのだ。


   ボヤいているうちに立春を過ぎた。春が近づいている。「いい時もあれば悪い時もある。悪い時があればいい時が必ずある。世の中はそうなっているのだから大丈夫」。まだ20代の頃、訪ねるたびにこう言って力づけてくれた人の言葉を、今また思い出している…。


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