2009年04月10日号

アラフォーからの目のかすみ


人生40年も過ぎると目にもいろいろな変化が現れます。今回は「かすみ目」を取り上げてみましょう。「かすみ目」には、①メガネで症状を改善できる屈折異常(特に老視)と、②目の病気から来るものがあります。眼病には結膜炎、角膜炎、ドライアイなど障害の程度が軽い眼球表面の病気と、白内障、緑内障、眼底出血など重篤な障害を起こす眼球内部の病気があります。


   まず屈折異常ですが、老眼の場合には最初の兆候として新聞や書類などを長い時間読んでいると、目の奥の痛み、目が乾いたような症状など、目の疲れとともに来る「目のかすみ」というやつです。特に遠視のある人に早く現れる傾向があります。メガネを目から少し離したとき近くのものが見やすくなれば、老眼がいよいよ来たことになります。近視では、メガネを目により近づける、あるいは外すと新聞が読み易くなります。近くのものがハッキリ見えない状態で我慢すると頭痛や肩こり、疲れ目などの症状が現れ、激しくなると吐き気を催すこともあります。また、大切な原稿を読み違え周囲から顰蹙をかうことにもなりかねません。ピント合わせ機能の低下を補うため眼鏡を使います。コンピュータなど近業作業を続けてると、学童にみられる仮性近視(調節痙攣)と同じように、調節を司る毛様体筋が痙攣を起こし、一時的な近視状態になることもあります。


   一方「かすみの症状」が怖い病気の始まりのことがあります。なかでも緑内障は特に中・高年に好発している病気の代表格ですが、40歳を過ぎると発症頻度は急激に高まります。眼圧(眼球の硬さ)が高くなり眼痛・頭痛・疲れ目など「かすみめ」と同時に起こる開放隅角緑内障が主流です。しかし最近は、眼圧が上昇しない正常眼圧緑内障も増加しています。軽度の「かすみ目」が大事な手がかりとなります。また糖尿病網膜症も要注意です。「かすみ目」で発見される糖尿病網膜症は相当進行しているものが多く、治療も大変です。目がかすんだらまずは眼科へ!


のだめ CD

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