2009年04月17日号

はーるがきーた♪春が来た!


ぐずついた寒冷の日々が遠のき、やっと春の陽射しがやってきた。クリニック前の花壇に福寿草が可憐な黄色い花を咲かせた。この福寿草、江別市大麻から通っていた患者さんからいただいたものだ。この患者さんは網膜中心静脈血栓症のため眼科から紹介されて、抗凝固療法を行うために通院していた。開院してから2年目頃のことで、それからもう7、8年が経た。


   一緒に蝦夷延胡索、別名ウマゴヤシの苗が雑じっていた…こちらは雑草の中に群生するのが似合っている…副道の芝生?に植え込んだ。最初は1株きりだったが、徐々に増えて今では5、6株になっている。できればこの副道に群生させたいと思い、以前から野原で多くの株を採取してきて植え込みたいと考えていた。春の道路沿いの坂に紫色の絨毯を敷きつめたように群生するウマゴヤシ、これを見られる場所が旭川市郊外にあったのだが、今は…?


   私たち北国の住人にとって、春の訪れは貴重な風物誌である。雪が解けて枯草に覆われた地面が見え、花壇からヒヤシンスやサフラン、チューリップが芽を出すと、何となく落着きが無くなってしまう。次に花の季節がやってくることが確信できるからだ。ペチュニアの種を植え、苗の移植をし、今年の咲き具合を夢見て黙々と作業を続ける。今年のペチュニアの苗は3500株を目指している。だが、それでも1人に6株配るとして、600人に満たない。


   福寿草が花を咲かせるのは家の軒先が良い、蝦夷延胡索は庭で見るよりも野原の群生が良い、だが、ペチュニアはプランターか手入れの行き届いた庭に咲かせるのが似合っている。同じように、人間にもそれぞれに似合った場所と生き方がある。来週、100歳の誕生日を迎えるAさん、「まだ、わたしにできます!」と入浴介助を拒否して介護者の手を払い除ける。実際には何もできないのだが…この頑固さが消え去るまでが花なのかなあ?


東方神起 CD

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