2009年05月01日号

春だ!結膜炎の季節だ!


①結膜炎ってなーに 眼球の白目の表面を覆っている薄い膜とあっかんべーをしたとき「まぶたの裏側」に何本かの紅いスジが入っている膜、これらの薄い膜を結膜といいます。そして、炎症を起こした状態が結膜炎です。結膜炎は、適切な治療さえすればほとんど治りますが、悪化させると黒目(角膜)に混濁を起こしたり、眼球内部に炎症が広がることがあります。


   ②花粉症がやって来る 散歩や野外でスポーツをする機会が多くなると、花粉が目に入る機会が多くなり、花粉によるアレルギー性の炎症を起こしたものが花粉症です。ひとたび花粉症が誘発(花粉に感作)されると、毎年同じような症状が現れます。目は充血し、痛痒く、こすると白目(球結膜)がブヨブヨになり、涙も止まらなくなります。黒目に傷をつけると、角膜に細菌感染などの重い合併症を起こします。花粉によるアレルギーということが分かれば、抗アレルギー剤の点眼や内服によって症状を軽減できます。


   しかし、結膜炎の原因はアレルギー(花粉症)だけでなく、細菌や真菌でも起こります。特に油断ならないのは、流行性角結膜炎、いわゆる「はやりめ」と言われる結膜炎です。夏になると流行するプール熱と同じ仲間のアデノウイルスが原因で発症します。非常に感染力が強く、接触を介して広がり、上手に治療しなければ角膜に混濁を残します。最初に、目の充血、めやに、ゴロゴロ、かゆみ、涙目など他の結膜炎と同じような症状を示すため、アレルギーなどの結膜炎と区別するのが難しいことがあります。


   ③花粉症?はやりめ? しかし、最近アレルギー性結膜炎か否か、「はやりめ」か否かを簡単に診断できる強力な助っ人が現れました。アレルギー性結膜炎では涙液中に特殊なタンパク質(IgE)が増加します。これを測定する方法が開発されたのです。「はやりめ」では、結膜細胞中に含まれるアデノウイルス抗体を検出する方法が実用化されました。いずれも15分程度で結果が分かります。


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