2009年08月28日号

パピーウォーカー


我が家は、家族全員が動物好きで、現在はラブラドール・リトリバーが1頭います。この犬は、お調子者で愛嬌を振りまいていますが、行儀が悪く散歩の時はあっちをクンクンこっちをクンクン、まるで野良犬です。


   犬は太古の時代から人間社会に深く関わっており、社会的にも大事な役割を担っています。目の不自由な人の道先案内をしてくれる盲導犬もその一つでしょう。最近見た週刊誌の写真には、砲弾を受けて両眼に包帯を巻いた兵士のそばに甲斐甲斐しく横たわっているジャーマン・シェパードの盲導犬が載っていました。


   現在盲導犬は、気性が優しく人なつこいラブラドール・リトリバーやゴールデン・リトリバーが大半を占めています。


   盲導犬になるには生後10ヶ月過ぎから厳しい訓練を受け、適正試験をパスした犬のみが盲導犬として視覚障害者をサポートします。しかし、訓練以前の基本的な資質として、人間社会に順応しヒトと共生できる能力が必要です。そのため、盲導犬候補生として生後1ヶ月から訓練が始まる前までをどのように過ごすかがとても大切です。この時期に盲導犬候補の子犬のお世話するのが「パピーウォーカー」と呼ばれるボランティアです。


   パピーウォーカーは、盲導犬が将来目の不自由な方との生活を上手に送れるよう子犬を家庭で愛情豊かに育てます。家庭内での日常生活のみならず、子犬と一緒に様々な場所に足を運び、人間社会のルールを教えヒトに対する親しみと信頼感を育みます。今年5月の道新夕刊には、パピーウォーカーとして43頭の盲導犬候補を世に送り出した札幌市東区の森本ご夫妻の苦労話が出ていました。


   現在およそ1000頭の盲導犬がいますが、盲導犬を必要とする視覚障害者は7800人とまだまだ盲導犬が足りない状況です。一人でも多くの「パピーウォーカー」ボランティアが必要とのこと。北海道盲導犬協会【TEL】(011)582―8222では、皆様にご協力を呼びかけています。


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