2009年09月25日号

ワイドショーの向こう側


テレビのワイドショーやニュースは大切な情報源なのだが、本当のところワイドショーなどはほとんど見る機会がない。せいぜい夜帰って、我が家のカミ様と時にケンアク化する種々障害を乗り越えながら、ニュース番組のハシゴをするのである。8月末の衆議院選からこちらは、その頻度が特に上がって、帰宅の時間もできるだけ早くするようにしていたから、カミ様のご機嫌はあまりうるわしくない。先日も「うるさい!テレビに向かってどなるな!」と一喝されて、少し大人しくしている。


   8月から例の押尾学のアヤシイ事件と、その後のりピー(酒井法子・高相祐一)の覚醒剤事件に画面が占拠された。ファンの方には悪いのだが、毎日繰り返されるのにうんざりして、「こんなゲスな事件に貴重な電波を使うな」などと、わかるようなわからないような悪態をついていた。ところが、最近になって、件(くだん)の3人が保釈されて、「押尾というのは、事件の真相がまだ解明されていないらしいのに釈放していいのか?」などと話題にしたら、インターネット情報に詳しいスタッフが、「芸能界だけじゃなくて、財界、政界がいろいろ絡んでいて今のうちにうやむやにしてしまいたいらしいよ」と言う。


   特に押尾事件を闇に葬りたい各界のワケあり“関係者”にとって、のりピー事件は実に都合のいいタイミングで摘発され、押尾ネタは後ろに隠れてしまった。そこにも仕掛けがあるとか何とかいろいろな憶測が流れて、ネット上には押尾学と現場マンションの持ち主の下着通販女社長を中心に高相夫婦にも関係する政界・財界・芸能界有名人、暴力団、北朝鮮麻薬ルートも絡んだ「相関図」まで流れている。どこまで本当かわからないけれど、結局は欲深い人たちの身勝手で無責任な乱痴気騒ぎを見せられているようで、やっぱりうんざりしてしまった。


   わからない世界だが、わかりたくもない世界でもある。…ただ、我が家のカミ様は押尾やのりピーが“謝罪”するテレビを熱心に眺めている。面白いのかなあ…。


B’z CD

トラックバックURL:

« No.108 | TOP | 細胞から病気を治す医薬品の話No.213 »

[PR]SEO対策済みテンプレート