2010年02月19日号

No.113


心の回診112回で、私は死ぬのが怖い、それは大切な家族と別れるのが辛いから…と書いた。読者の方からお手紙が届いた。


   既にご主人はお星様になったと言う北広島にお住まいの好江さんから「あの文章を読んで同感し、勇気をもらい、感銘を受けました」と言う内容だった。好江さんもいつかお星様になって家族を守って行こうと、心が軽く楽になりました…と結ばれていた。


   パウロ病院に奥様が入院されていて、毎日お見舞いを欠かした事のないHNさんは「死ぬのが怖いひとりとして、同じ気持ちの人がいる事を知って安心した」と感想を寄せて下さった。素直に心に届き嬉しかった。


   そうなのです。私達は日々真面目に頑張っているのに、実は死に向かって生きているのです。今日より若い日はないのです。なのに私は明日があたり前に来ると思い込んで、なんと勿体ない生き方をしている事でしょう。私達は、此の世に偶然生れて来たのではなく、生れて来る時には、「目的」「使命」「理由」を背負って生れて来たのではないかと思います。その目的と使命を果たすために頑張っているのではないでしょうか。HNさんのお手紙は続きます。「死ぬのが怖い」とさらけ出せるという事、自分もそうなりたい。そうなればどんなにいいだろう。老・病・死の行く道を辿りながら「怖いよ」「嫌だよ」と言えるようにありたいと、真情が吐露されていました。イエス様でさえ、人間の罪を背負い、十字架にかけられて辱めを受け、処刑される時、血の涙を流されたのです。


   事務室の私の机の上に、一枚のメモが届いていました。「息子が長い事入院させてもらっています。50代の息子をおいて死ねないと苦しかったです。星になって息子を見守って行けるのだと悟り、心が楽になりました」


   お星様になるのは早過ぎる。読者の皆さん、一日一日、大切に生きましょうね。


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