2010年04月23日号

スズメ恋しや…


スズメが恋しいお話、再び…。


   ロンドンにスズメがいなくなったというニュースがあった。ここいら辺でも、外敵が入りにくい細かい枝の入り組んだヒバなんかの庭木や生け垣があるところに時折見られるだけで、チュンチュン賑やかな光景は本当に少なくなった。


   スズメもツバメも実は人家のない山奥などにはいない。蛇やタカやそんな恐ろしいものが少なく安全なのと、エサも多くて住みやすい人里にしかいないのだという。人と一緒に生活する、共棲(きょうせい)の関係だ。ツバメの姿が見えないのは、研究者によると、立派な家ばかりになって巣をかけるところが少なくなったという原因があるそうだ。スズメなどもそうで、堅く密閉された家に人がこもるようになって、安全に暮らせなくなってしまったらしいのである。


   スズメが遊ぶ世界は朝から賑やかで、いつも回りにチュンチュン跳びまわっては知らず知らずのうちに心を和(なご)ませ生き返らせてくれた。大昔から受け継がれてきたそんなかけがえのない営みを、愚かな人間は自ら捨ててしまおうとしている。


   宝物のある「スズメのお宿」は、実は自分たちの家の軒だったりした。舌を切ってスズメを追い出してしまっているのは自分たちだったのではないか。それが悲しくて、今、ごめんなさい…と、戻ってきてもらう思案をしている。みんなでいい知恵考えませんか?


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