2010年09月17日号

No.120


空を見るのを久しく忘れていた。いつの間にか秋の空に変わっていた。スケジュールを書き込んだ手帳と時計の針とのにらめっこの生活…。予定が詰まって、手帳の頁は真黒だ。でもこれが有難いと思う。私の自由時間は、夕食が終わって台所を片付けて、やっと来る。寝るのは夜12時。長生き願望が強い割には相当不規則な生活だ。長生きは無理かも知れないなあーと反省してすぐ忘れる。


   人は一生懸命生きて、その先には老いがある。でも、それにも個人差があって人それぞれ違う。ある日、ある時、私が年を取ったなあと意識した時が「老人デビュー」だと思っている。実年齢ではなく自分が年を取ったと納得した訳だから覚悟ができているという事。その時は格好よくデビューしたい。オーデションに合格した女優さんのように美しく老後を、迎えたいと思う。よく人生を四季に例えるように、私は今、秋の始まりの季節に一歩踏み出そうとしているところ。積み重ねて来た経験と知恵を財産にして、日々の過ごし方生き方に工夫を加えて家族の励ましがあれば、人は老いという現実を、厳しい冬の日々の木漏れ日のきらめきや小春日和りの暖たかさに包む事も可能だと思うから…。そうです。冷静に対策と計画を練る事で、不安を安心に変える事ができるのです。私はどう生きたいのか…「計画は早い方がいいよね」とか「元気な内、気力体力が十分な内がいいんでないかい?」とか自問自答している。実に難しい問題だ。結局修子さんの考える事は此処までで、時間はまだあると思ってしまう。只ひとつ、はっきりわかっていること、それは、人は生れた瞬間から間違いなく死に向かって生きていると言うこと…。


   ※前号心の回診でご案内した講演は正しくは10月23日(土)野幌公民館ホール10時~11時30分です。お待ちしております。


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