2010年09月17日号

理不尽な恐怖


これほど理不尽なことはない…。札幌の連続女性襲撃事件の容疑者とたまたま名字と職種が同じということだけで、何の関係もない江別市の外山不動産(外山美喜雄社長)が、インターネット上に悪質なデマを流され、深刻な中傷被害に苦しんでいる(関連記事3面)。


   ネット掲示板に同社が“容疑者の実家”だとするデマが書き込まれ、一気に広がった。「社長を出せ」「(容疑者は)息子なんでしょう?」「恥ずかしくないのか」…誹謗中傷やひやかしの電話、メールが殺到し、ネット上の書き込みも増殖していく。「社長の顔写真まで出されて『犯人と似てる…』と書き込まれたり、ひどい書き込みがいっぱいでした」と長男の外山晃次常務。「お客様に言われたり、家族もいろいろ言われるようになって、泣き寝入りしていられない」と立ち向かうことに…。火の粉を払いのける必死の日々が続いた。できる限りの手を打って表面上の被害は減ってきたが、「信用第一の仕事ですから…」気をゆるめられないと外山社長は言う。


   たったひとつのネットデマや中傷が生み出す得体の知れない怪物…。いつ誰が犠牲になってもおかしくない。「恐ろしい世の中です」。外山社長は憔悴した目でつぶやいた…。


チュニック

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