2011年02月04日号

健康を守るための心掛け


Aさんは80歳代の男性、一昨年12月に心筋梗塞一歩手前の病変が見つかり、新札幌循環器病院で冠状動脈にステントという器具を装着して命拾い。その5ヶ月後、PSAという前立腺癌のマーカーが急激に増加、前立腺癌と診断、薬物療法が選択された。昨年末、胃カメラ検査を実施したところ、幽門前庭部の後壁にごく浅い陥凹で病理検査の結果、早期胃癌と診断。いずれも恵佑会札幌病院で治療。


   Bさんは70歳代の男性。奥様が検診で早期胃癌が発見されたのを契機に自分もアルコール性肝炎の精密検査を希望した。腹部CT検査で腫瘍が認められ、精密検査の結果、肝臓癌…無事に手術を終えて退院。退院の挨拶に訪れたついでに胸部CT検査を希望したところ、上行大動脈瘤が見つかり、新札幌循環器病院で無事に手術を終えて退院した。


   Aさんは定期的に検査を受け、Bさんは偶然に見つかった例だが、中には50歳代後半のCさんの例もある。糖尿病で治療中の5年前に肺に嚢胞性病変が認められ経過観察を行っていた。昨年秋の検査で病巣に変化が見られ、呼吸器専門病院を紹介した。当初は悪性を否定されたが、病巣の経時的変化から更なる精密検査を希望したところ、最終的に気管支鏡と病理検査の結果、肺腺癌との診断で無事に胸腔鏡的手術を受けて退院した。


   Aさんは定期的に検査を受け、Bさんは偶然の機会に、Cさんは経過観察の中でそれぞれ発見され、、適切な治療を受けて社会生活に復帰することができた。だが、中にはせっかくの健康診断を受けて異常を指摘されても医療機関を受診せずに大事に至ることも稀ではない。日常生活で咳と痰が多いことを自覚しながら、定期健康診断の胸部レントゲン検査では軽度異常、他の血液検査(関連ある項目)で要精密検査と指摘されながらも放置し、後に肺癌が見つかった人もいた。最終的には自分の健康は自分で守るという心掛けが必要なのだ…!


GReeeeN CD

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