2011年03月11日号

混沌の時代、強くあらねば…


民主党政権が国を壊すと、この国を潰しかけた自民党が揶揄(やゆ)する…悪い冗談だ。国会を見るにつけ、血圧が上がってしまう。相手の弱みをほじくり返しては、これでもかと執拗にいたぶって潰しにかかる野党と、それに乗じて、一時ほどひどくはないけれど悪口雑言をまき散らすマスコミ。頭でっかちで虚弱体質で頼りがいのない民主党は、とうとう内紛まで始めてだらしがない。今は「どうか本当に国民のことを考えて話をまとめていって欲しい」と、そう思うのだ。


   「首相を追い詰めると解散もある」と脅したつもりの民主党幹事長に、自民党の幹事長が「それはいい。その後は混沌とした社会がやってくる。その時話をしよう」と応じたそうだ(3月5日付各紙)。混沌とした社会になって本当に苦しむのは庶民だ。政治家にはもう「国民」という言葉を使って欲しくない、と最近思う。選んだのは“国民”だけど…。


   ただ、急にTPPなんかを持ち出す最近の民主党の動きを見ると、どう考えても、政治家の背後に、官僚組織や経済団体だけでなく、何か巨大な勢力の圧力があるような気がしてならない。今まで自民党政権でも、アメリカとさらに何者かがいた。敗戦国・日本の政治家が言うに言えないでやっている、それを知ってての茶番劇(?)としたら…そんな妄想がわいてきた。政権交代後のマスコミのヒステリックな民主党一斉攻撃。鳩山政権の迷走と不可解な言動。自民党大物議員たちの新党結成。菅政権の唐突な政策転換…何だか尋常ではない。


   昔と違って、今の国会議員のスキャンダルに、国民を食い物にする“巨悪”のイメージはない。優等生の集団みたいな感じすら受けるのだ。ところが、身を盾にしても民と国と自らの信念とを守るという気概も感じられないのは、散歩人だけなのか…。世の中は、もう「混沌」としちゃっている。だから、庶民は乱世のように強くあらねばならない。命さえあれば何とか生きられる…。


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