2011年03月18日号

未知の試練


2011年3月11日午後2時46分頃、宮城、福島、岩手、茨城を中心に東北・関東を襲った未曾有(みぞう)の巨大地震「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」が起こった。震源は宮城県沖約130km、深さ約24km。宮城県内陸で揺れの大きさの極限値である震度7、東京も含めた関東から岩手にかけて軒並み震度6弱~6強を記録した。地震の規模はマグニチュード(M)8・8。阪神・淡路大震災(平成7年)の約1000倍…。


   その数10分後、さらに大きな悲劇が起こり始めた。10m級の大津波が襲いかかり、いくつかの町を根こそぎ破壊し、津波とともに広がる火災が被災地をなめる。地震・津波・火災…震度4~6級の激しい地震が連鎖する形で次々と発生し、津波は日本海・オホーツクまで及んで、3m以上の大津波が北海道も含めて大きな被害を引き起こしながら太平洋岸を幾度となく襲っている。この悲劇が3月12日現在、いまだに続いている。そして、原子力発電所事故の恐怖が、今現実味を増している。


   海岸から襲いかかる大津波が一気に町をのみ込む。河川をさかのぼった津波が、つい数10分前まで平穏だった農地と市街地に押し寄せて行く。上空からの映像がテレビに流れて、息をのんだ。ミニチュアか何かのように軽々と濁流にのまれて流される家々や車。その中に生きた人々がいる。多くの命が流されていく…。ただ見ているしかない、言いようのない光景…。


   今、日本は経験したことのない大災害に遭遇し、未知の試練に立たせられている。


チュニック

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