2011年04月15日号

No.127


本当に神様はいるのかなと、思う時があります。例えば不幸が続いた時、悲しみのド真中にいる時。此の度の東日本大震災は、亡くなられた方、行方不明の方が二万七千人を超えたと報道されています。被災地のスーパーやコンビニでは、棚が空になる程深刻な物資の不足が続きました。その様な中で、秩序を保ち、困難を乗り越えようと頑張っている被災地の皆さんの姿は胸を打ちます。未曾有の災害の渦中にあって、略奪や強盗もない。何故日本人は冷静な行動が取れるのだろうかと、海外のメディアは驚嘆と賞賛の目で報道してくれています。


   パウロ病院の医療救援隊は、第一次、第二次、第三次と現地に入りました。送信されてくる映像は、道路脇には崩壊した建物のガラスが散乱し、津波のもの凄さが伝わって来ます。石巻市の小学校では、ローソクの灯りと、ヘルメットのライトの明りで患者さんを診察したそうです。現地で300人分の豚汁を3時間かゝって作り、提供した時は、温かいものを食べるのは自衛隊からおにぎりをもらって以来の事と、大変喜ばれ感謝の言葉を頂いたそうです。担当の局長さんが、「娘がやっと見つかり土葬できました。まだ孫が見つかりません」こんな悲しい話をいっぱい聞き、共に泣き、励まし、パウロ救援隊は疲れ切って、でも全員いい顔をして帰って来ました。


   第四次医療救援隊が今日4月6日、また被災地に向けて出発します。「どうぞ、いい仕事をして来て下さい」と祈り、私は留守を守ります。今回提供するボランティア食は、北海道の医療チームらしく、石狩鍋を提供するそうです。栄養科主任と材料をチェックしながら、被災地の皆さんの胃袋に優しく届いてほしいと思いました。そして叫びました。「一味唐辛子、持たせるの忘れないでね!」


   病院の中庭では、職員が雪割り作業をしています。いつもの春の光景です。


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