2011年04月15日号

今年の花見は!


今年はクリニックの周りにもまだ大きな雪山が残っている。明日からは気温も10度を超えるとの天気予報で急速に融雪が進むと思われる。先月中旬に蒔いたペチュニアは四葉まで育ち、今日から1回目の移植を始めた。例年、この季節になると、育苗中のペチュニアの咲いた花を想像し、桜の開花を待ち望んでウキウキするところだ。しかし、今年は3月11日の東日本大震災や福島第一原発事故のことが脳裏から離れない。


   被災者の過酷な状況や放射能漏れ原発の現況が連日のようにテレビで放映され、先行きに不安感が増すのみだ。仲間と桜を目指しての毎年の旅行…4月22日から仙台に2泊3日で松島と中尊寺を訪れる予定…昨年から何度も旅行日程を詰めていた。一歩間違うと私たちが被災者になった可能性もあり、他人ごととは思われず、キャンセルした旅行費用を全員一致で義援金とさせてもらった。


   昨年のクリニックの忘年会席…馬の絵の展示会を行っていた馴染みのお店…で眼が釘付けになったのは満開の桜の樹の下を駆ける9頭の馬の『春の到来』と題する絵画。一頭一頭の馬も活き活きとして躍動感に溢れ、陽光に輝く満開の桜も心を踊らされた。ご主人に「譲って欲しい」旨を伝えたところ、お店で調理を担当している作者が席に来て了承してくれた。2月中頃に届き何時から展示するか悩んだが、待ちきれずに3月早々に飾った。


   わが国では平安時代から「花」と言えば「桜」で、江戸時代には「女房を質に入れても花見」と言われるほど、桜は日本人にとっての憧れである。こんな時節柄だから花見を自粛すべきという意見もあるが、自粛すれば日本経済全体の萎縮につながり復興の妨げになるとの意見もある。インターネットで検索すると、川柳に「この時期に あえて花見を する勇気」というのも見つかったが、私は絵を見て「苦も難も 桜と馬九(馬九頭) 上手くいけ」と洒落てみた!


ジャムウ ソープ

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