2011年04月29日号

自然とともに…


5月2日の「八十八夜」を過ぎれば、5月6日は「立夏」。暦の上ではもう夏が近い。


   季節の移り変わりを知らせる目安となる日を、自然と深く関わりながら生きる昔の人は大切にした。立春・春分・立夏・夏至……1年を24期に区分した“二十四節気”は、現在でも生活の上で大事にされている。その一方で“五節句”というのもある。昔、御所で行われた邪気祓いの行事から広がったのだそうだ。3月3日桃の節句や5月5日の端午(たんご)節句、7月7日の七夕(たなばた)などで、ほかに1月7日の七草や、菊の節句といわれる9月9日の「(重陽(ちょうよう)」がある。


   「そろそろ八十八夜だから、霜の対策をする頃」という風に、農作業にもっと密接な目安になる日を定めた“雑節(ざっせつ)”というものもある。節分(2011年は2月3日)・八十八夜(5月2日)・入梅(にゅうばい=6月11日)・半夏生(はんげしょう=7月2日)・二百十日(9月1日)…ほかに土用(1・4・7・10月=うなぎの夏は7月20日)・彼岸(3月と9月)などだ。季節の移り変わりをカレンダーで追いながら日々暮らすのも、自然の息吹が感じられるようで、何となくほっとする。


   緑が山野一面をおおい、花々が咲き乱れる。季節が移ろいゆくささやきが聞こえる…。空の青と野山の緑に染まって花を見、鳥の声を聞き、自然と共に生きる時、自然の一部のはずの人間は、きっと本来の心の持ちようを取り戻し、正気に返る…。


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