2011年07月08日号

夏至と加齢と時間を考える


今年4月は比較的暖かい日があったものの、5月に入ってからはパッとしない天気が続き、気温も低い日が多かった。その影響で今年は4000鉢ほど育苗したペチュニアの苗も育ちが悪く、土の配合の不都合もあって1000鉢以上も途中で廃棄せざるを得なかった。6月3週目から患者さんに配り始めた苗は夏至の頃には配り終えた。


   この時期になると決まって1年も半分ほども過ぎたし…北海道の短い夏を楽しまなくちゃと一種の焦りにも似た気持ちになる。「夏至今日と思ひつつ目を閉ぢにけり」と詠った高浜虚子の気持ちがわかる気がする。加齢とともに年々加速度的に速度を増す時間の流れを自覚し焦るのだが、睡魔に抗しきれずにいる自分に苛立ちを覚える今日この頃である。


   夏至は一年中で最も昼間の長い日、今年は6月22日だった。だが、年によって20日から23日の間で変動し、1903年には珍しい23日だったそうだ。だが、2036年までは西暦を4で割って余りが0~2までの年は21日、3の年は22日、今年は余りが3で22日が夏至とのこと。ただ、日の出が最も早いのは夏至の1週間前、日の入りが最も遅いのは1週間後だそうだ。


   子供のころ、一日中外で遊んで疲れ果て、家に帰りつき夕食・入浴を促され、さらに床に入るのを強制された不満…時間はタップリあった。だが、いま感じる時間の流れの何と速いことか…時間がない。子供と高齢者との時間の流れの大きな差、これは何に起因するのか。ある高名な物理学者は自然時間と生活時間の隔たりと言った。同じ目的を果たす行動、若者は速やかに、年寄りはゆっくりと…この差が自覚する時間の長短を決するそうだ。冬至の日に比べると4時間50分も夏至の日は昼間の時間が長いそうだ。今年は東北大震災の影響で節電が叫ばれ、サマータイムの導入も検討されているようだが、ちょっと一休みして加齢と時間とを考えてみた!


ビクター Everio エブリオ GZ-MG330

トラックバックURL:

« 細胞から病気を治す医薬品の話No.248 | TOP | 原子力発電への思い »

[PR]SEO対策済みテンプレート