2011年10月14日号

クマの身に…


秋は半ばを過ぎて、10月に入ると同時に初冬の寒さとなった。いきなりの寒気に北の山は紅葉もしないうちに黒く枯れてしまったところもあったという。北海道内は2日、11月上旬並みの寒気が上空を覆い、手稲山(1023m)では、初冠雪を観測した。札幌管区気象台によると、手稲山の初冠雪は平年より14日早く、昨年より24日早い。この日、札幌圏は5・5度まで冷え込んだ。3日朝はさらに寒さが強まり、旭川市で明治21年の観測以来2番目に早いという初雪がみぞれ混じりで降った(1番は明治31年10月2日)。中山峠では午前4時に12センチの積雪を記録した。


   札幌市中央区南23条西15丁目、宮ケ丘2丁目、円山原始林など広範囲で目撃情報が寄せられております。周辺住民の皆さんはご注意願います(札幌市ホームページ)――毎日のように市街地にクマが出たニュースが流れている。昨年はドングリなど秋の山の恵みが豊作で、子供もいっぱいできて口が増えたのに、今年は不作で、食料が不足し山を下りてきているのだそうだ。10月6日には恵庭市の山林で体長約2・2mの雄のヒグマが射殺されたが、可哀想に胃の中は空だったという。


   人間というどう猛で身勝手な生き物が生息し、大小の怪物が高速で走り回っている恐ろしい場所に、エサを探しに山を下りるには相当な覚悟がいるのではないか…恐怖心はいかばかりだろうか…と、思わずクマの身に心を重ねた。身の毛がよだった。


おもちゃ・ホビー・ゲーム

トラックバックURL:

« 石巻旧ハリストス正教会 | TOP | 月夜の晩は »

[PR]SEO対策済みテンプレート