2011年10月21日号

ウォーキングの勧め


今年のお盆休み、長男一家と焼尻島への短い旅行を楽しんだ。この旅行の間に小学校3年生になる孫の朱音から何度も「ジーコ、太ったね」「ジーコ、お腹が出たね」と言われ、自転車での島巡りも私だけが遅れがち…細い林道で何度か転倒の憂き目に会い、学生時代には10キロを40分前後で走っていた過去を思い出し、自尊心が大いに傷ついた。


   確かに洗面所の姿見鏡に写した裸像は、お腹が出っ張って、スマートとは言い難い。旅行から帰り一念発起して、起床時間を1時間早めてウォーキングを始めた。最初は1キロを10分ほどで歩くことから始め、徐々に歩行速度を上げていった。20日ほどで、マンションを出て植物園を通り、道庁まで行って戻ってくる4キロほどのコースを1時間で歩けるようになり、その後も1時間で歩ける距離は増えている。やがて日の出時刻が遅くなり、午前5時でも暗い。「不審者に間違われる」との妻の忠告を聞き入れて、西十八丁目駅で地下鉄に乗るところを菊水駅まで歩くことにした。


   ウォーキングとは歩くことだが、健康増進という目的意識を持つという面で散歩とは少し違う。歩く距離や歩数、時間などを計測して運動量や消費エネルギーを計算し、健康増進に役立てるが、ウォーキングの利点は何と言っても始める際のハードルの低さである。特別な用具も施設も必要なく、高齢者でも自分のペースで行うことが可能である。


   土曜日の朝、北海道大学のキャンパスにと思い立ち、歩き始めた。家から石山通りに出て、北に向かいJR線を越えて農学部の横から大学に入った。クラーク会館前から北に伸びる中央通り、左は農学部から始まって理学部、工学部、旧教養部が並び、右は経済学部、法学部、教育学部、文学部、薬学部、歯学部、医学部、体育館と続く。学生時代は何気なく歩いていた通りだが、いろいろなものが見えてくる。大学病院横のイチョウ並木が懐かしかった。


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