2011年11月18日号

円高って…


円高だから、さぞや灯油も下がるだろうと思っていたら、去年の11月より10円高い1リットル84円だとテレビのニュース。平成20年の夏に1リットル170円などと高騰して大騒ぎになったガソリンだって142円前後と結構高い。原油価格が高止まりして、国を揺るがす“超円高”でも下がらないのだそうだ。


   円は、平成20年に1ドル=100円を切ったのが、今年の夏にはあれよあれよと80円を切って、秋76円にまで高騰した。円が高くなった分、輸出するものの値段は高くなるから、外国の人は日本のものが高くて買いにくくなる。その代わり、外国からはずいぶん安く買うこともできるメリットもあるはずだと思っていた。ところが…。


   灯油、ガソリンは高止まり。さらに、干ばつや新興国の需要増、投機マネー暗躍などで、小麦をはじめ、大豆、トウモロコシ、コーヒーなど世界の穀物相場上昇が続き、この円高日本でも値上がり分を吸収できず、各メーカーが再び12月から小麦粉の値上げに踏み切って、パンや麺類の価格も上がりそうな気配…なのだという。実は、チュニジア、エジプト、リビアなどの暴動は、小麦など食料の不足と価格高騰が導火線になったといわれる。世界は大変なことになっているらしいのだ。


   円高不況ばかり強調されるけど、もしこの円高がなかったら、逆に物価高騰で苦しい思いをする人が多かったかも知れない。経済音痴の散歩人は、時にそんなことも思ってしまう…のである。


チュニック

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