2012年02月17日号

No.137


夕飯が終わって、台所を片付けてホッ!!とした時に、息子が「ポスフールに行くけど行かないかい?」と誘ってくれた。特別にほしい物はない。ましてこんな夜にと思ったが、折角の誘いだ、重い腰を上げて助手席に座った。車は真駒内の家を出て、豊平川の堤防沿いを走り、あッ!!と言う間に目的地に到着。遅い時間と思ったのは私の感覚で、広い店内はまるで昼間のように混んでいる。人間社会は、昼間に活動する人と、夜の時間帯に活動する人と、分かれているのかも知れないと思った。ボールペンやら桜模様の便箋を選んでいたら、息子が、私の好きそうな「天使がいっぱいいるよ」と教えてくれた。本当だ!大小可愛い天使の置き物が「連れて帰って!!」とみんな私を見ている…。そのひとつと、本当に目と目が合ったような気がして、「今、天使と目が合ったよ」と言うと、息子が「ケケケケ!」と笑った。「本当だよ!!」と、私はムキになる。その時に買った白い翼の天使は、パウロ病院の私の部屋に置いた。


   人間は、時には深い挫折感を味わったり、なにをやってもうまく行かない時もある。こんな筈じゃない。なにもかも投げ出したくなる時もある。神様に「助けて下さい」と、何度すがった事だろう。


   振り返ってみる私の人生の中には、悲しみや苦しみという“宝物”がいっぱいあった。あの時苦しくて泣いた事が、時間と共にいつの間にか全部解決できた。人生というのは順風の中を生きて行くのが真の幸せとは思わない。悲しみ、苦しみ、悩みがあるのは、人間の魂を磨いてくれるためのように思う。


   平凡な人生の中では、余り自分を磨くチャンスはないように思うが、実はそれぞれの人生に見合った問題集が与えられているのではないか…。


   天使は今日もただ微笑んで、そんなことを思う私を見つめてくれている。


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