2012年03月02日号

我亦紅


新さっぽろサンピアザにある「光の広場」で、某写真サークルの写真展が開かれていた。年1回実施している旅行会のメンバーで、妻のヨガ仲間、美人薬剤師のY女史が出展すると聞いていたので、仕事を終えての帰り道、見学?鑑賞?に立ち寄ってみた。


   北海道の野原を彩る可憐な野草の花の写真が展示されていた。なかでも、会の主要メンバーと思われる北海道医療大学の先生が私の大好きな蝦夷延胡索(エゾエンゴサク)の様々な姿を写した写真が印象的だった。肝心のY女史の作品は『我亦紅』と題されている。妻が「これよ、これよ、ワレモコウよ!」と。「我亦紅」を「ワレモコウ」とよく読めたものだと感心したが、どうもヨガの集まりの際に聞いていたようだ。写真の植物を「見た」記憶はないが、「目にした」ことはあるのかも知れない。


   ネットで検索すると、ワレモコウはバラ科の植物で、シベリアや中国大陸、朝鮮半島や日本列島に広く分布する。「我もこう(紅で)ありたい」とのことから「ワレモコウ」と呼ばれたという説もあるが、様々な説があって、正確な名前の由来はよく分からないらしい。根を乾燥させたものを地楡と呼び、タンニンやサポニンを多く含み、天日で乾燥すれば止血や火傷、湿疹の治療に有効と言われている。


   Y女史の作品は、ワレモコウの花の蕾?をアップして撮影したもの。全体像は分からないが、緑色の土筆の頭のような形状で、開花すると紫色になり、ちょうどムスカリの花のようになると思われる。「我亦紅 さし出て花の つもりかな」という小林一茶の句にあるとおり、蕾の時期は花には見えない。Y女史が旅行先の様々な場所で道端に可憐に咲いている名の知れない小さな花の写真を熱心に撮影していたことを思い出す。長い北国の冬を過ぎ、春の野草が咲く季節の到来が待ち遠しいが、可憐な花を見て、「我もこうありたい」と願う気持ちを持ち続けたい!


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