2012年04月27日号

もうすぐ春…!


二十四節気でいう春の最後の節気となるのが「穀雨(こくう)」。過去のまんまる新聞に「新暦4月20日頃。田畑をうるおす春の雨が多くなる頃。種まきの好期も知らせる」とあった。今年は20日が穀雨にあたったが、北国は雪解けが遅れ、まだそこここに残雪があって、その上を渡る春の風も心なしかひんやりしている。


   それでも空は晴れ上がってさわやかないい気分。昼下がりには上着を脱いで「ようやくあたたかくなったね~」などと交わし合う人々の挨拶なんかも聞こえて、ちょっと仕事の手を止めてしまった。春風と一緒に開けた窓から入ってくるその声が、どれもふんわりしたやさしさをふくんでいる…。妙な安堵感を覚えて、何だか幸せな気持ちになった。


   連休5月5日のこどもの日は「立夏(りっか)」。ピンと来ないけど、暦の上ではもう夏のはじめ…。そろそろ野や山の春の花々が咲き出す。木々の芽が萌え出でたばかりの春の森。木々の葉にさえぎられることもなく、地面まで降りそそぐ春の日差しをいっぱいに受けて花を咲かせる春の妖精たち…「スプリング・エフェメラル」(早春植物)の季節だ。日に日に緑が濃くなる野原も面白い。スミレなどの小さな小さな花がもう咲き出しているかも知れない。腹ばいになって、子供に返ったつもりで探してみたらきっと楽しい。そういえば、子供の頃は、ノートを破っては紙飛行機を飛ばして遊んで、よく叱られたっけ…。でも、春風に乗って紙飛行機が飛ぶのって、本当に気持ちがいい…。


   近くの花見や野遊びでも気分はきっといい。人それぞれ、春爛漫のお楽しみ。山野にも街角にも百花繚乱(りょうらん)の季節が訪れようとしている。


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