2012年06月08日号

運転免許更新は、視力チェックのチャンス


さわやかな風に乗って、車の運転が楽しい季節になりました。車の安全運転に欠かせない外界からの情報は、ほとんどが目を介して得られます。従って目が正常でなければ、車が凶器となる危険性があります。運転免許更新は、安全運転を行う上で目の状態をチェックするまたとないチャンスです。


   前回の免許更新から5年も経過すると目の機能は変化しています。特に老眼鏡が必要な年齢になると、身体の老化と歩調を合わせるかのように目の機能も低下します。今回、普段は気にならない程度の微妙な目の変化を取り上げてみました。


   ①目の度数は大人になっても変わる 眼球は身体と共に成長し25歳頃までは近視が進行することはよく知られています。更に年を取っていくと徐々に角膜の形や水晶体の厚さが変わり、目の屈折度数に影響を与えます。経験されているかたも多いと思われますが、「若い頃はめがねをかけなくても地球の裏側までみえたのに、今はめがねをかけなければ遠くが見えない」といった類ですが、これは生理的変化の一部です。裸眼視力が低下すれば「運転の際にはめがね着用」という、付帯条件がつくことになります。


   ②老眼は運転に影響する? 老眼ももちろん運転に影響を与えます。老眼になるとピント合わせ(調節力)の減退により、車内の計器類の文字やカーナビの地図や文字が見にくくなり、車の運転にも微妙な影響を及ぼします。メガネなしで新聞が読める近視のヒトは老視にならないと信じている人もいますが、これは間違いです。試しに車を運転するときに使う近視のめがねを掛けた状態で新聞を見て下さい。小さな文字が読めないことに気がつくと思います。これは近視のヒトも調節力が衰えている立派な証です。


   老眼になったとき、運転の際には遠く専用のめがねを使うか、カーナビや計器類も見えるよう累進レンズのめがねを使うかは、好みの問題になりますが、2重焦点レンズの使用はお勧めできません。


HDDレコーダー

トラックバックURL:

« 当然の敬意 | TOP | ごまかされてはいけない »

[PR]SEO対策済みテンプレート