2012年08月10日号

目の病気を年のせいにしていませんか?①


一昔も二昔も前に、「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、みんな私が悪いのよ!」といった言葉が流行ましたが…。


   年を取るとやれ腰が痛いの、身体がふらつくのなど、身体のあちらこちらに勤続疲労が出てきます。目も例外ではありません。目がかすむ、涙が止まらない、めやになどの症状があっても、年寄り目だからしょうがないかと、年のせいにしていませんか?このまま放っておくのはよくありません。


   今回はまぶたや結膜の老化が目の機能にどんな障害を与えるか考えてみましょう。まず目につくのは、まぶたのしわや弛みです。まぶたの皮膚は、新陳代謝の低下に伴い、土台となるコラーゲンやエラスチン、保水作用を持つヒアルロン酸の減少が起こります。これには細胞内の小器官、ミトコンドリアの機能低下と深い関連があります。ミトコンドリアの回復には緑茶などに含まれる成分が効果的といわれていますが限界もあります。皮膚の緩みが強くなって弛んだら皮膚を切除します。まぶたの垂れ(老人性眼瞼下垂)も気になってきます。まぶたが垂れてくると、無自覚に矯正しようとして目を大きく見開くため、眉毛がつり上がった様な顔付きになります。まぶたが瞳にかかると、視野が狭くなりクルマの運転などに支障がでます。こうなるとまぶたを持ち上げる手術が必要です。結膜にもたるみがでてきます。結膜弛緩症です。まばたきの度に過剰な結膜が動くため違和感を生じ、しょぼしょぼ、なみだがこぼれるなど、不快な症状が持続します。また、角膜の表面を被う涙の膜がうまく出来なくなりドライアイになります。余分な結膜の切除により、症状は改善します。さかさまつげ(睫毛乱生症)は、まぶたの皮膚や眼瞼の変形により睫毛の伸びる方向が変わります。まつげが角膜に接触すると流涙や痛みの原因となるので治療が必要です。


   これらの年寄り目、我慢していませんか?不快な症状から抜け出すためには積極的な治療が必要です。


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