2012年08月24日号

秋の気配


朝、玄関脇に、目の覚めるような鮮やかな青の露草が咲いていた。ゲンノショウコの小さな白い花も寄り添っている。それだけで、幸せな気持ちになった。8月7日の「立秋」とともに、朝晩には涼風(すずかぜ)がそよいで、キリギリスだの邯鄲(カンタン)だのコオロギだのの秋の虫の音が、宵(よい)のしじまにひそやかな命を営み始めている。ひと雨ごとに秋の気配が忍び寄って、季節の暦の二十四節気(にじゅうしせっき)を見れば、8月23日は「処暑(しょしょ)」なのだという。暑さがひいて、涼しい秋風が立つ初秋の頃…。


   1年の気候の推移がわかるように、太陽の通り道(黄道)を24等分し、それぞれの分割点に節気を配置して、1期を約15日に、1年を24期に分けたのが「二十四節気」。昼の長さが最も長くなる夏至(げし)、逆に最も短くなる冬至(とうじ)、昼と夜の長さが同じになる春分と秋分、四季の初めの立春・立夏・立秋・立冬…を大きな節目に、季節の移り変わりを知る24の大切な目印として、日本でも古来から生活にとけ込んで大切にされて来た。


   秋…「処暑」を越して、9月7日は朝晩が冷え込み始め白露が草に宿る「白露(はくろ)」。9月22日に秋彼岸の「秋分」を迎え、この日から徐々に昼が短く夜が長くなって、秋の夜長に…。そして10月8日は秋が深まり野草に冷たい露を結ぶ「寒露(かんろ)」。晩秋の気配が濃くなり、10月23日、霜が降りる頃を言う「霜降(そうこう)」に至って、冬の足音が聞こえてくる…11月7日「立冬」。


   夏が過ぎて、また新しい季節…新しい予感…。


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