2012年08月24日号

自家製トマトソース


今年のわが家の菜園はトマトが豊作。義兄や義弟、長男の家に配り、残りの20玉を自宅に持ち帰った。毎日のように生食したが、妻との2人暮らしのために、残りが日毎に過剰に熟してきた。「トマトソースに加工しよう」と提案したが、「まだ、生で食べられる」と直ちに却下。虎視眈々と機会を狙っていた。


   お盆明けのある日、勤務の帰りに妻が美容室に行くとの絶好のチャンスが訪れた。事務職のAさんが里帰りしてもらってきた玉葱もある。家に帰って情報提供書を書き終えて調理に取り掛かった。ブヨブヨしてきたトマトを選んで800g計量。ニンニク2片と玉葱1個をミジン切りにし、オリーブオイル大さじ4杯で炒めて大鍋に移し、芯を抜いて湯剥きしたトマトを手で潰して加えて弱火でジックリと煮込んだ。


   トマトはアンデス高原地帯の原産でナス科の一年生植物だが、熱帯では多年生のため10メートル前後まで生育するという。乾燥状態に敏感なため、潅水(かんすい)量が多いと果実が割れ、少ないといびつな果実ができてしまう。適切な潅水量管理が必要だが、家庭菜園ではそこまで手が届かない。最近の研究で抗酸化作用のあるリコピンが豊富に含まれ、この物質の抗老化作用が注目されている。


   十分に煮込んだところで味付けをする。乾燥パセリ、ナツメグ、ブラックペッパーなどの香辛料を加え、最後に固形タイプのコンソメ1個を入れてとろ火で煮込んで完成。味見して満足し、ビールを飲んでいたら妻が帰って来た。「あら、良い香りがするね」とキッチンに顔を出した。何か小言を言われるかとビクビクしていたら、味見をして「美味しい!」と一言。「これはスパゲッティを作らなくちゃ」とスパゲッティを茹で始めた。食卓に出てきた料理は、茹でたスパゲッティに看護職員からいただいた虎杖浜のタラコを絡め、自家製トマトソースをかけたもの…我ながら出来栄えに満足!


海の幸 福袋

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