2012年09月07日号

秋を恋い…


立秋を越して1ヵ月、9月7日は朝晩が冷え込んで白露が草葉に宿る頃…二十四節気でいう「白露(はくろ)」の季節だというのに、昼間は連日30度を超す、北国にとっては“殺人的猛暑”が続く。夜だって、虫の音と夜風に幾ばくかの涼をいただいて、この頃は過ごしやすくなったけれど、これが北海道か?的な暑さが、むしろ盆を過ぎてから続いた。


   新聞には「道内33観測地点で最高気温が30度を上回る真夏日」(8月29日道新)とか、「北見で34・6度、美幌で34・0度、帯広で33・7度を記録」(8月30日読売)などと、盆以降も続く酷暑を嘆く記事が毎日のように載っている。どうも、この暑さは9月半ばまで続くんじゃないか、という予報なんかも出ている。炎天下、外歩きはつらい…。車の中は炎熱地獄…。身近にも体調を崩す人が増えて、ちょっと心配になってきた。「暑さ寒さも彼岸まで」とは言うけれど、こんな暑さが秋の彼岸まで続いたら、たまったもんじゃないですね…などと、会う人会う人にぼやき混じりの挨拶を繰り返している。まんまる新聞のタイトルも、「秋気配」をうたう度に裏切られるものだから、スタッフに「困った残暑ザンショ」とダジャレを言ったら、冷たい視線を返された…。


   土地土地の秋祭りが始まって、その多くが9月半ばに行われるから、そろそろ昼間にも涼風が吹いて来て欲しいと、縁日好きの散歩人は祈っている。今年の秋のお彼岸は、9月19日が「彼岸の入り」で、22日秋分の日が「彼岸の中日」、25日が「彼岸明け」。お萩を持ってのお墓参りは、うす水色の高い空にうろこ雲、そよ吹く秋の風…の風情がいい。そして、十五夜お月さんの「中秋の名月」は、今年は9月30日(旧暦8月15日)…。


   夏バテ気味だった秋の足音も少しずつ近くなってくる。金色から燃えるような朱色に変わる夕焼けが日ごとに美しさを増している。夜半、開けっ放しの窓から事務所に今年も赤とんぼが舞い込んできた。もう、秋…。きっと…。


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