2012年10月19日号

「明日の希望―悲しみよありがとう・高江常男物語―」

北海道舞台に山田火砂子監督アニメ映画 10月27日~11月2日、サンピアザ劇場で先行上映会

右目の失明、両腕切断という重度の障害をもちながら、障害をもつ人々が働くために「自分たちで仕事を作り出すしかない」とクリーニング業を開業し、後に北海道を代表する社会福祉法人・北海道光生舎を創立――強靭な意志と不屈の精神で逆境に立ち向かった故・高江常男氏(1927―2007)の生涯を描くアニメーション映画「明日の希望―悲しみよありがとう・高江常男物語―」(山田火砂子監督、現代ぷろだくしょん)がいよいよ完成、文字通りの封切りともいえる先行上映会が、10月27日(土)~11月2日(金)の1週間、サンピアザ劇場で行われる。上映時間は各日①9時30分②11時30分③13時30分④15時30分⑤18時――。チケットは前売り一般1300円(当日1500円)、こども=4歳~中学生=前売り1000円(当日1200円)、60歳以上シニア・障害者1000円(当日も)。サンピアザプレイガイド、チケットぴあ、現代ぷろだくしょん(電話受付で郵送)で発売中。初日27日には山田火砂子監督も来札、できるだけ多く舞台挨拶に立ちたいと予定を調整している。


   映画では、主人公・高江常男の声に、「マジンガーZ」「仮面ライダー」シリーズなど120曲にも及ぶアニメ・特撮ソングを歌い、世界的にも人気が高い水木一郎が声優初挑戦。もちろん、主題歌も歌う。さらに、高江常男夫人・美穂子さんの声を、テレビドラマ「大岡越前」の妻・雪絵役でも知られる帯広出身の女優で、声優としても活躍する平淑恵(たいら・よしえ)、そして、ナレーションは「日本むかしばなし」をはじめ、温か味のある独特の魅力で女優としても声優としても活躍し、最近若い世代にも人気急上昇の市原悦子が担当。音楽は元「六文銭」の、札幌出身のミュージシャン・石川鷹彦。


   山田火砂子監督はプロデューサーとして実写版「はだしのゲン」、「裸の大将放浪記」など数多くの映画を製作。監督作品としては、重度の知的障害者である長女とともに歩む半生を題材としたアニメ映画「エンジェルがとんだ日」、児童福祉文化賞を受賞し、福祉三部作といわれる「石井のおとうさんありがとう―岡山孤児院石井十次の生涯―」「筆子・その愛―天使のピアノ―」「大地の詩―留岡幸助物語―」がある。


   山田監督は、前作「大地の詩―留岡幸助物語―」の製作時に高江さんの実績を耳にし、両腕を失っても、信念と情熱と目標を持つと、大事業を成し遂げることができることを、子供たちや障害者、家族や施設の人に知ってもらいたい、夢と希望を与えたい、そのために親しみをもって観てもらえるアニメーション化を考えたという。


   先行上映会に向けて山田火砂子監督は、「映画の中では、高江常男さんがいくつもの困難を乗り越え、懸命な努力の中から障がい者をはじめとする周囲の人々に希望を与えていく姿を描いています。私は多くの親御さんたち、ことに未来をになう子供達に言いたい。人はいかなる困難にぶつかっても、死を選ぶのでなく、高江さんのように努力と根性で立派に人生を乗り切った方があることを。そのためにこの映画の製作を決意いたしました。ぜひ、たくさんの方々に観ていただきたいと願っております。札幌に行ってお会いするのを楽しみにしています」と、挨拶の言葉を寄せてくれた。


   問い合せ・前売り券申し込み/現代ぷろだくしょん【TEL】03―5332―3991。


おせち

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