2012年11月09日号

実はさ…


このところ、会う人ごとに「お箸(はし)ダイエット」をすすめている。話題の大半が、やれ糖尿がどうだとか、通風でつらいとか、高脂血症がどうだとか、年相応にどうも辛気(しんき)くさくなってきてしまう。で、当方は「実はさ…」と話し出すのである。「本当にいいんだよ。やって1ヵ月で4キロ落ちたんだから…」「へぇ」「今(3ヵ月後)は5キロ~6キロ減あたりを行ったり来たりしてるけど…」「ふ~ん」「それにね、3ヵ月で血液検査の数字も軒並み良くなった」「本当かい」「血圧も下がったし、肝臓ALTもコレステロールもクレアチニン値も尿酸値も、血糖値もエーワンシーも全部下がったんよ」「俺さ、糖尿気あってさ」「だったらきっといいさ。糖尿は細胞がやられるから病気なっても治りにくくなるし、傷が治りにくいから手術なんかも大変だってさ。やっといた方いいよ」「だよな~」…てな感じで話に乗ってきたら、やおら始めるのである。「実はさ…」。


   6月1日号散歩道で紹介したのだが、散歩人の“人体実験”では本当に良い結果が得られたので、余計なお世話ながら読者の方にも「ぜひに…」とおすすめする。そのダイエット法とは…「箸の作法」を守ること――①箸をつまんで持ち上げる②箸の中央に下から左手をそえる⑤静かに…右手を箸下にまわして持ち替え、正しく箸を持つ――という感じで、茶懐石の作法だそうだが、この場合はひと口ごとに箸を置く。ゆっくり噛む時間を作るのがポイントで、良く噛む習慣を意識できるようになれば、後はこの作法にこだわる必要はないという。


   以上は、ある製薬会社で全社的に採用したこの「お箸ダイエット」法が成功率96%の高い成果を上げているという、NHKの人気番組「ためしてガッテン」のレポートから紹介したもの。早食いによって満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまうのを防止できる。良く噛むと食欲を抑える「ヒスタミン」という物質が脳の中で作られ、少ない食事でも満足できるようになる。そして、噛む刺激が、体の奥に眠っている脂肪を燃やす細胞「褐色脂肪細胞」の活性化にスイッチを入れるのだという。食べ方ひとつでヤセ体質細胞が目覚める!というのだ。


   カロリーだ何だと言うのは、生来ものぐさの散歩人には、しょせん無理難題。「お箸ダイエット」だけで、最近は体重計に乗るのと、たまにする血液検査が楽しくなったものだから、人の迷惑顧(かえり)みず…「実はさ…」。


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