2012年11月23日号

目の病気を年のせいにしていませんか?⑥加齢黄斑変性のサプリメント


黄斑部は他の網膜よりも多くの光を浴びるため、老化が促進されるという過酷な運命を背負っています。また視界の中心でもあるため、代謝が盛んで多量の老廃物を排出します。加齢により処理能力が衰えると、老廃物は網膜に蓄積されるようになります。この老廃物(ドルーゼン)に光が当たると活性酸素が生じ新生血管を誘発し加齢黄斑変性(滲出型)が生じます。


   この状況から黄斑部を保護しているのが、過剰な光を制限するフィルター作用や抗酸化作用のある黄斑色素(キサントフィルとゼアキサンチン)です。しかし、この黄斑色素も加齢により減少していきます。人体では黄斑色素を生成出来ないので、黄斑色素を体外から補い予防する必要があります。


   食事療法は理想的方法ですが、食べ物の好き嫌い、必要摂取量の確保など問題があります。この解決策としてサプリメントが開発されました。


   加齢黄斑変性の予防に有効な成分は3つに大別できます。①抗酸化ビタミンと亜鉛を含むグループ…初期病変に有効で、新生血管を抑制します②オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)のグループ…視細胞の再生、網膜機能の維持、抗炎症作用があり、血管新生を抑制し視力の維持と改善を期待できます③ルテインとゼアキサンチン…網膜毒性の強い青色光を吸収し、強い抗酸化作用もあり新生血管を抑制します。これら3つの異なる成分を含むサプリメントを加齢黄斑変性の状況に応じて使い分けますが、副作用などもあるため、服用には眼科医との相談が必要です。


   まず食事療法から、という方には①抗酸化ビタミン…ビタミンC(レモン、イチゴ、サツマイモ)、ビタミンE(アーモンド、大豆、玄米)およびβカロテン(にんじん、カボチャ、ニラ)②オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)…イワシ、ブリ、サンマ、サバなどの青魚③ルテインとゼアキサンチン…ほうれん草、ブロッコリー、とうもろこしなどの野菜、などをお試し下さい。


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