2013年01月18日号

竹馬


正月休み、テレビで子供たちが竹馬で遊んでいる風景が放映された。幼少の頃、このような風景が描かれた絵本を見たことがあり、子供心に「本州では正月に竹馬とか羽子板で遊ぶんだなあ」と思った。雪深い北海道では無理な話で、雪のない時期に木の棒に足場を固定し、竹馬に似たものを自作して遊んだ記憶がある。


   昨年の暮れ、孫たちにクリスマス・プレゼントに欲しい物を聞いたところ、小学校2年生になる男の子が「僕は竹馬が欲しい」と言った。ネットで検索し、ステンレス製のポールに高さを自由に変えられる足場が付いた「スポーツ竹馬」なるものを注文した。


   一般的には竹のポールを使うので「竹製の乗り物」という意味で「竹馬」と呼ばれているが、「タカアシ(高足)」とか「サギアシ(鷺足)」と呼ぶ地方もあるらしい。「竹馬の友」という故事の源泉である中国では、竹馬とは竹の枝を切って枝先を馬の尻尾に見立てて跨って引きずりまわす遊びを意味するとのこと。『晋書』に記載された故事では、「竹馬の友」とは「子供の時から常に格下だった」と相手を卑下する意味だそうで、私たちが日常的に使っている「仲の良い幼馴染」という意味ではない。西洋では、スティルツと呼ぶ竹馬に似たものがあり、カーニバルやサーカスに登場する。そういえば、劇団四季のライオンキングでキリンに扮した人が乗っていた。


   正月、妻の実家で年越しと新年を過ごすために旭川に行った。旭川に在住する長男一家も孫たちを連れてやってきた。孫たちは竹馬を持参し、さっそく皆に披露してくれた。何と足場を60~70cmもの高さにして楽々と乗りこなしているではないか。「昔取った杵柄」と思い立ち、皆から見えないところでこっそりと20cmで試してみたが、ダメ。子供の頃の竹馬に乗る練習をして手をマメだらけ、身体をアザだらけにした記憶が蘇り、更に骨折でもしたら笑いもの…と思い、直ぐにやめた!


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