2013年02月08日号

本当にドライアイなの?


ドライアイは、涙の不足により角膜が乾燥した状態を指します。角膜表面が滑らかさを失うと、レンズとしての働きが低下して見え方が悪くなり、不快な症状も現れます。治療には、角膜表面の保護・修復を促すヒアルロンサンナトリウムに加え、最近はジクアホソルナトリウム、レバミピドなどが使用されます。しかし、涙の分泌や成分が正常なのにドライアイの症状を現す病気があります。


   ①結膜弛緩症 年を取ると顔にしわが出来るように加齢に伴い結膜もたるみます。この結膜のしわが角膜の一部を被うとまばたきをしても涙が角膜に均等に行き渡らなくなり、ドライアイの症状が現れてきます。自覚的には目が乾く、スッキリしない、逆に涙が溜まるなどの症状が現れます。慢性の結膜炎を伴うときには炎症を抑える点眼治療で症状は軽減しますが、ドライアイが解消されないためスッキリ感は得られません。このような時には、「しわ伸ばし」の手術をすると効果的で、多くは症状が軽減します。


   ②毛様体筋異常緊張 あまり注目されていませんが、子供の調節緊張が大人に起こったと考えて下さい(ピントを合わせる毛様体筋が持続的に緊張した状態。子供では毛様体筋が緊張すると軟らかな水晶体が膨らみ偽近視化するが、大人では毛様体筋が緊張しても硬くなった水晶体の厚さは変わらない)。コンピュータの過剰使用やメガネが必要なのに使わない場合に起こります。また、白内障手術後にもみられます。これは、言うことを効かなくなった(厚みの変わらない)水晶体を無理に動かそうと毛様体筋が独り相撲を取っているためです。軽傷のときにはドライアイの様に目が乾く、目を動かした拍子に時々「チクー」と痛むのが特徴的な症状で、ドライアイの治療をしても効果はありません。重症になると涙が目にしみて、痛みを伴う涙目になります。調節麻痺剤を点眼して症状が軽減する様なら点眼治療を行い、経過を見て適切な眼鏡処方をすると症状は軽減します。


iPod nano ケース

トラックバックURL:

« 冬の遊び | TOP | 雪の日は »

[PR]SEO対策済みテンプレート