2013年03月08日号

まぶたが下がってきたら①


以前に比べ目が細くなったと気になってはいませんか。これは加齢によりまぶたが下がる病気、腱膜性眼瞼下垂(けんまくせいがんけんかすい)かもしれません。


   眼瞼下垂になると外見的な顔貌の変化のみならず、生活する上でいろいろと支障が出てきます。自覚的には、「まぶたが重くなり読書をすると自然に目が閉じてしまう」、「疲れ易く目を開けているのがしんどい」、「視界が狭くなった」など眼の症状に限らず、頭痛・肩こり・首の痛みが辛いなどの、全身症状も現れます。


   このような自覚症状に気がつく頃には、外見上も顔の表情に特徴的な変化が現れてきます。まず、鏡で自分の顔をじっくりと観察してみてください。


   「眉毛がつり上がっている」、「額にいつも横皺が出来ている」などです。これは、まぶたが下がり(眼瞼下垂)瞳を被うため視界が狭くなるので、矯正するために無意識にまぶたを持ち上げる動作をしているからです。


   まぶたの機能低下を簡単に調べる自己検査があります。睫毛に洗濯ばさみやクリップを付けて目を開いて下さい。まぶたを持ち上げる機能が正常ならまぶたは大きく開きますが、機能が低下していると目は開きません。また、眉毛とまぶたの間に、短く切ったセロハンテープを貼りまぶたを軽く持ち上げると視界が広がり、目が軽くなったように感ずれば、これもまぶたの機能低下が起こっている証です。では、どうしてまぶたが下がってくるのでしょう。まぶたの皮膚の下には、上眼瞼挙筋とミュラー筋という2つの筋肉があり、これらはまぶたの縁にある硬い瞼板という組織に接着していて、通常はこれら2つの筋肉の共同作業でまぶたを持ち上げています。しかし、腱膜性眼瞼下垂では上眼瞼挙筋腱膜と瞼板の接着が弛み、瞼板からずれ落ちた状態になります。ミュラー筋だけではまぶたを十分に持ち上げられず、結果眼瞼下垂が起こったのです。次回はこの眼瞼下垂をどの様に治療したらよいのか治療についてお話しします。


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