2013年04月12日号

春が来た


ああ、ようやく春が来た…。春の日差しはやっぱりあたたかくて、空は青くて、雲は白くて、うららかないい心地。土手にはフキノトウもツクシンボウも、もう頭をもたげていて、雪の重しが取れたら、お日さまに向かって思い切り背伸びするのだろう。雪がとけて乾いた土手の、枯れ草の中に草々の芽吹き始めた、そのふかふかした上に、子供の頃のように、すわったり寝転んでみたいなんて思っている…。


   もうすぐ山菜の季節。香りも味も鮮烈な「春の苦味」が楽しめる。山菜の苦味には新陳代謝を活発にし、冬になまった体の働きを目覚めさせる効果があるのだという。“春”をつましくいろいろ料理して皿に盛るすがすがしさ、かけがえのないうれしさ…。山菜の本番に先がけて、フキノトウやツクシが春の香りを届けてくれる。そこいら辺でちょっとだけ摘んでも、春を深呼吸できる。


   フキノトウはできればつぼみのうちに採って水にさらし、縦に切り割って、ちょっと衣を付けて揚げても、葉をさっとゆでてアクを弱め、汁の実や、細かく刻んでスリ鉢で味噌とミリン、砂糖少々とすり合わせるフキ味噌(生でも良い)にしても、春の香りと苦みの独特の風味が堪能できる。ツクシは子供に摘ませて、一緒に料理するのがいい。胞子が飛ぶ前の、頭が青っぽいものを選ぶ。節々のハカマを取って天ぷらにしたり、ゆでてカラシ和え(カラシに醤油とミリン少々)や、おひたし。少し濃い目に砂糖と醤油で煮ておいて、卵とじ、つくだ煮、混ぜご飯…。


   春の香りの一皿が食卓にのったら、それだけできっと幸せな気持ちになる。春の若菜摘みに、ちょっとだけ出かけてみませんか…?。


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