2013年04月19日号

“経済大国”


よくもまあ、次々と悪知恵が出てくるものだと、その悪賢さに舌を巻いてしまう。


   NHKの報道番組「クローズアップ現代」4月11日放送の「“偽装質屋”狙われる高齢者たち」で報告されたのは、新しい貸金業法で利息の上限や貸付額が制限され、うま味のある金貸しができなくなったサラ金業者などが、品物の保管や質流れなどのリスクが考慮されて高い金利が認められている質屋を偽装し、年金をあてにした高利の金貸しをして高齢者をだましている現状。摘発された業者は、価値のない品物でも仮の質草に取って年金の範囲内で金を貸し、元金と利息を年金の振り込み日に自動引き落としする手法で年利96%の超高利で貸し付けていた。同じような業者は札幌にもあるのだそうだ。


   番組では、2000円の時計で10万円を借り、15万円ほどの年金が振り込まれた通帳から、その日のうちに12万数千円が引き落とされて、再び借り続けなければ生活できない高齢者の実例が紹介された。仮の質草を手にまた借りに行く…その繰り返し。高利を取られている意識は薄く、生活資金を貸してくれると、むしろありがたがる人が多いのだともいう。


   しっかりした仕事をしてきた人でも、生活苦に追われてしまう人々がいかに多いことか…。その現実は、経済大国というにはあまりにも過酷だ。


   高齢者でも誰でも生活に困ったら、ともかく近くの社会福祉協議会に相談すれば、年利1・5%とか無利子(保証人がいる場合)で生活資金などを貸してくれる制度があるそうだ。そういう制度を、どんどん活用しようではないか!!“経済大国”なのだから…。


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